塾はどうする?
ご両親とお子さんが中学受験を目標としているなら、その対策は少しでも早いほうが効果的でしょう。最近では、ますます小学生の塾通いが増えており、小学生でも塾通いが必要と感じている父兄の数も増えていると言われています。でも、実際に必要性を感じて通っているほとんどは、小学校高学年からのようです。小学校の3年生くらいまでの間は、塾よりもピアノや英会話、空手、お習字などの習い事をしているお子さんの方が多いでしょう。学習系の習い事としては、幼児の頃から公文に通っていて、ずっと継続して通い続けているというケースが多いみたいです。では、塾は幼い頃から必要なのでしょうか?昨今、学習塾に通う子どもが増えたのは、ゆとり教育によって学校での学習内容が著しく低下したことにより、危機感を感じた親御さんが増えたことが一つの要因です。実際、中学受験、高校受験、大学受験でそれなりの学校を目指す場合、ゆとり教育の学校で学習した内容だけでは不十分なのは証明されてきました。受験のためには塾で勉強しなければ間に合わないというのが現状としてあったわけです。また、英語教育が小学校から始まることも一つの要因となりました。元々、英語教育に関しては、少しでも早いうちから取り組んだ方がいいことは長年有識者の間で囁かれています。日本人が英語に弱いのは、始めるのが遅いからとも言われてきました。しかし、日本でもいよいよ小学校から英語を取り入れることとなり、それも塾通いを促す結果となっているのでしょう。